こんにちわ!ぶんきちです。
光回線を入れるときに、工事が大変なのじゃないかと皆さん不安に思いますよね?しかし、安心してください。始まってしまえば、配線を通す場所や、コンセントの位置を伝えるくらいで、あとは業者さんが進めてくれます。
とは言っても、どのような工事をするかあらかじめ知っておけば、不安は和らぐかと思いますので、参考までに、工事内容をお伝えします。
目次
光回線の工事の有無を確認しましょう
そもそも、光回線の工事は必ずあるのでしょうか?工事に関しては、必要な場合と、NTT局社内の工事のみで、お客様宅の工事は不要な場合があります。もし不要な場合であれば、皆さんは切り替え予定日に、届いたモデムを接続するだけで利用できます。
では、どのような場合に工事は必要になるのでしょうか?
現在↓ 今後→ | フレッツ光 | 光コラボ | auひかり | NURO光 | ADSL |
なし | 工事あり | 工事あり | 工事あり | 工事あり | 受付終了 |
フレッツ光 | ― | 工事なし | 工事あり | 工事あり | 受付終了 |
光コラボ | 工事なし | 工事なし | 工事あり | 工事あり | 受付終了 |
auひかり | 工事あり | 工事あり | ― | 工事あり | 受付終了 |
NURO光 | 工事あり | 工事あり | 工事あり | ― | 受付終了 |
ADSL | 工事あり | 工事あり | 工事あり | 工事あり | 受付終了 |
上記は大まかな目安ですので、ご自宅の状況によって工事が発生する場合もあります。ちなみに、フレッツ→光コラボは転用、光コラボ→フレッツ光、光コラボ⇔光コラボは事業者変更という制度が出来、工事不要で乗り換えできるようになりました。(※光コラボとはフレッツ光の回線を利用したドコモ光、ソフトバンク光などの事業者です)
また、工事が必要な場合でも、マンションタイプなどはすでに大家さんが、部屋まで光回線を引き込んでくれている場合もあります。特にマンションタイプは、建物によって工事の有無が異なりますので、各申込ページから申し込み後、工事の有無のお知らせが来ますので、そちらで確認をしましょう。
光回線の工事当日までにやっておくこと
まず、皆さんがやらなくてはいけないことが3つあります。
1. 工事日を決める
ほとんどの場合、光回線の申し込みを行った後、電話やメール、はがきで工事日のお知らせが来ます。もし、都合が悪い場合は、各プロバイダのコールセンターで再度日程を調整しましょう。プロバイダによっては、土日が追加料金が発生する場合もあります。土日しか休みが取れない方は、家族でも立ち合い可能なプロバイダもありますので、家族にお願いすることも検討しましょう。(※プロバイダによって立ち合いは本人のみの場合もあります。)
2. マンションタイプは管理会社に工事の日にちを伝える
後ほど別ページでご説明はしますが、マンションタイプは、管理会社しか開けられない場所で工事が必要になる場合もあります。万が一、業者さんが来た後に、必要な工事が出来なかった場合、日程の再調整が必要になるだけではなく、金額が発生する場合もありますので、必ず余裕をもって管理会社に工事があることを連絡し伝えましょう。
3. モデムなどの機器を受け取る
プロバイダによっては、あらかじめモデムなどの機器が宅急便で届く場合があります。工事の際に必要になることが多いので、必ず工事までに受け取るようにしましょう。
大体の場合は、申し込み後に、工事の流れが送られてきますので、何が必要か確認をし、余裕をもって工事日を迎えられるようにしましょう。
光回線の工事のおおまかな流れを知ろう
戸建ての光回線工事の流れ
光回線の種類はいくつかありますが、今回は基本的なフレッツ光戸建てタイプの回線工事を例にご説明いたします。
工事に必要な時間は標準的な工事で約1時間です。もちろん、追加の工事などが発生すると、その分時間はかかりますので、余裕をもって時間を確保しておきましょう。
工事の前に確認すること
ホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)などの設置場所を決める
Wi-Fiルーターなどで使う電源をどこからとるか決める。設置場所に届かない場合は、電源タップ(延長コードなど)を準備する。
パソコンや電話機を使う場合は設置場所を決める
工事の業者さんが来たら、機器類をどこに設置するか聞かれますので、当日慌てないようにあらかじめ決めておきましょう。
全体的な流れを知ろう
全体的な工事の流れとしては、
①光ケーブルを家の中に引き込む工事
②光コンセントとホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)を接続する作業
③ホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)と機器を接続する作業
の3段階があります。①と②に関しては業者さんが担当します。
③に関しては、皆さんでの作業になりますが、自信の無いかたは、各プロバイダーがお任せサポート制度を導入している場合もありますので、予め依頼をしておきましょう。
では、具体的な工事内容の説明に入ります。
①光ケーブルを家の中に引き込む工事
まず、工事をする前の時点で、光回線のケーブルは家の前の電柱まで来ています。
そこから、部屋の光用のコンセントまで光回線を引いて来る工事になります。
ここで心配になるのが、家に穴を開けないと、ケーブルを引けないのではないかという点です。
大切な家に穴を開けるなんて気が引けますよね?
でもご安心ください。必ずしも穴を開けなくても、光ケーブルの引き込みが可能な場合がほとんどです。
上記写真のように、①電話線の配管を共有する②エアコンダクトを使用する、その2つが不可能だった場合、初めて壁に穴を開けるという選択肢が出てきます。
ケーブルを室内まで引いた後は、「光コンセント」を壁に設置します。
光ケーブルを引き込む際に通常このような流れになりますが、場合によって、前の所有者の方が光ケーブルをすでに設置済みであったり、新築時に一緒に工事を行っていたり、戸建ての場合はご自宅の状況によって、引き込み作業の有無は様々です。
②光コンセントとホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)を接続する作業
続いては光コンセントとホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)を接続する作業です。
先ほど、電柱から室内の光コンセントまで光ケーブルを引きましたが、残念ながら、そこにLANケーブルを差しただけでは光回線は使えません。
光コンセントに「回線終端装置」という専用の機器をつなげて、ようやく光信号から電気信号へ変換し、インターネットに接続が出来るようになります。
今回は回線終端装置一体型のホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)を設置していますが、接続が終わったら、業者さんが実際に接続が出来ているか試験を行います。
試験を行い問題なければ、ここからは皆さんで機器類をつなげる作業に入ります。
③ホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)と機器を接続する作業
ここからは皆さんの作業になります。
基本的にはつなげるコードは3本です。①パソコンにつなげるLANケーブル ②電話機につなげる電話用コード ③光コンセントにつなげる光ケーブル この3本を届いた案内図を見ながら接続します。電話機が無い場合は②は特につなげません。
最近の機器は優秀なので、線さえつなげばその後の設定は自動的に行ってくれるものがほとんどです。
もし、手動でやるタイプのものであれば、工事日までに書類が届いているはずですので、開通の案内を見ながら設定しましょう。
もし、接続など不慣れで心配だというかたがいれば、各プロバイダで設定サポートを受け付けているところも多いので、利用しましょう。
せっかく光回線をいれても、設定が大変で、嫌になってしまってはいけないので、ここはプロの力を借りて、快適にインターネットを使えるようにしましょう。
もちろん慣れているかた、詳しいかたは、そこまで時間のかからない作業ですので、是非チャレンジしてみてください。
スマホやタブレットなどをWi-Fiに接続しよう
ここまでで、家の中でインターネットを使う環境が出来上がりました。
ここからは、すでにお持ちのスマホやタブレットなどの機器をWi-Fi接続して一通りの設定が完了になります。